離婚の際に忘れてはいけない年金分割!浮気をされた場合は?
最近では、夫婦二人の年金を合わせてやっと生活が成り立つとも言われています。
そんなご時世の中で離婚をした場合、将来の年金が気になるという人も多いのではないでしょうか。
離婚をした場合、年金分割が出来ると聞いたけれど浮気で離婚をしてもその対象になるのか、また分割出来る割合を知りたいと思ってはいませんか。
よく聞く年金分割の仕組みについて知っておかないと損をしてしまうかもしれませんよ。
厚生年金や共済年金に加入をしている夫と浮気が原因で離婚をした場合、夫よりも少ない金額しかもらえない妻は年金分割の対象となることがあります。
専業主婦はもちろんのこと、共働きをしている妻であっても年金分割が認められるケースがあるのです。
また、離婚の際に認められる年金分割は最大50%で、例え離婚理由が相手の浮気であっても変わりません。
しかし、年金分割は自動的な制度ではないため、自分で条件を満たしているか計算をして申請をしなくてはいけないという注意点もあります。
年金分割の割合は最大50%
年金分割の割合は最大50%となっており、それ以上になることはありません。
ですが共働きの場合などは、それ以下の割合になることが多いものです。
また共働きで年金分割を行う事により、夫の年金よりも金額が増えるのもNGとなっています。
離婚の際の年金分割は、浮気の慰謝料目的で行われるものではありません。
悪魔でも離婚後の老後生活に備えてのものになります。
年金分割は手続きが必要
老後の備えとなってくれる年金分割ですが、離婚後自動的に手続きが完了することはありません。
ですから、必ず自分で手続きをしましょう。
2008年以降に結婚をした専業主婦は、年金事務所で手続きすると話し合いなどを持たなくても50%の年金分割を受ける事が出来ます。
それ以外の方達は、離婚をする際に浮気の慰謝料の話し合い等と同時に年金分割の割合についても決める必要があるのです。
まとめ
離婚をするなら、老後のことを考えて年金分割が可能かどうか確認をしてみましょう。
専業主婦の場合は、夫が厚生年金や共済年金を支払ってさえいればほとんどの方が50%の分割を受けることが可能です。
年金分割は、自動的に行われるものではありませんから、必ず自分で手続きをすることを忘れないようにしましょう。
離婚時はまだ若く、年金をもらえるのは随分と先の人もいるかもしれません。
ですが、後々のことを考えてきちんと手続きをするべきです。